貝紫染めの織り物
2009年06月19日
貝紫(かいむらさき)染めってご存知ですか?
貝紫は本来、アッキガイ科の貝から取れる希少染料で、
古代ギリシャのアレキサンダー大王は貝紫の色を自分だけの色と決め、
またクレオパトラの旗艦の帆がこの貝紫に染められていました。
この希少価値の高い貝紫の染料を使って
シルクと綿糸を貝紫染めにしたものがこれです。
そして、ミルキーウエイさんの坂口由香ちゃんが、
さをり織りの要領でこの貝紫に染まった糸を織ってくれました。
由香ちゃん、最初はこの色が気に入らず長い間織ってはくれませんでした。
でも、ミルキーウエイの施設長さんや職員の方が粘り強く話しかけていってプロジェクトチームが発足!
そして由香ちゃん職員さん奮闘の末、1週間かけて出来上がったのです。
淡くて美しい色合いですね。
そして由香ちゃんの次なる挑戦は、この貝紫染め糸を使った
さをり織りとのコラボレーションでした・・・ つづく